BL漫画って、いろんな種類がありますね。
私が好きなBLもたくさんのジャンルがでてきました。
今や腐女子は堂々とまんがの主人公になりうるポジションまで上り詰めました。
腐男子も浸透してきつつあります。
今日はBLを好む一人の女性として、BLという世界を少し覗いていきますね。
まずは「BL」の意味
ボーイズラブ・・・。略してBL。BLってどこからきたの?とおっしゃるあなた。
BoysLove の頭文字ですね。「B」と「L」。
今では「GL」(ゲイズラブ)「SL」(ショタラブ)などでてきていますが、大体はBL雑誌
BLマンガ、BLアニメなどはBLカテゴリーに入ります。
じゃあ、腐女子っていつからでてきた言葉なの?
BLを語る上では外せない?腐女子、貴腐人のみなさん。よくBL好きな女性を「腐女子」という表現で
表すことが多くなりましたが、これっていったいいつから出てきた単語なのか?
気になったので調べてみました。
腐女子ってどんな意味?
「腐女子」とは簡単に言うとBL好きな女性の総称です。BL好きな男子は腐男子と言います。
「腐女子」という用語は、主に日本のポップカルチャーにおいて、男性同士の恋愛を描いた漫画、アニメ、小説、またはその他のメディア作品を好む女性ファンを指す言葉です。特に「ボーイズラブ」(BL)と呼ばれるジャンルに興味を持つ女性たちを指して使われます。
この用語は、もともと自己皮肉やユーモアを込めた言い方としてファンの間で使われ始めました。「腐女子」という言葉自体は、漢字の「腐」が持つ「腐った」や「堕落した」といったネガティブな意味合いを反転させた、自嘲的なニュアンスを含んでいます。しかし、時間が経つにつれて、この用語はより中立的、あるいは肯定的な意味合いで使われるようになり、BLジャンルの熱心なファンやコミュニティを指す一般的な表現として受け入れられています。
この腐女子、たしか20年ほど前のネット掲示板で見た気がする・・・。「私はBL好きの腐った女子だから~」という感じだったと思う。(何分、管理人の昔の記憶がもとなので。すみません)
そして腐女子たちは、男性キャラクター間の恋愛や関係性に焦点を当てた作品に深い関心を持ち、これらの作品に対する独自の解釈やファンアート、ファンフィクションを生み出すことが多いです。この文化は日本国内にとどまらず、世界中で影響を及ぼしており、オンラインコミュニティやイベントを通じて国際的なファンベースを持っています。
以上、腐女子の説明でした。調べるにあたり、Wikipediaを中心として、BL用語集をまとめたサイトを参考にしたものを、まとめています。
たしかに、私が高校生の頃は「やおい好き」と表現することが多かったです。それが今では腐女子は基本中の基本!貴腐人(アラサーからはこの呼び名になるらしい)腐男子という言葉はボーイズラブの世界に入ったものならば、よく聞くようになりました。
また、ボーイズラブの歴史を簡単に説明するとこうなる
1970年代初頭、少女漫画の中で始まったのは、男性キャラクター間の恋愛を描く傾向でした。この時期、男性キャラクターの恋愛物語はまだ特定のジャンルとして確立されていませんでしたが、徐々に人気を集め始めました。
1978年には重要な出版物が登場し、美しい少年を描いた性的な要素を含む物語が多く発表されるようになります。
1980年代には、この流れは一般の少年漫画やアニメのファンにも広がり、彼らが描いたパロディ作品が注目を集めました。これらの作品は、男性キャラクター同士の恋愛を主題としており、「やおい」という名で知られるようになりました。この言葉は、「やまなし、おちなし、いみなし」というフレーズの略で、当初は同人誌として楽しまれていました。
この流れは、1990年代に入るとさらに加速し、「BL」というジャンルが確立されました。元々はパロディや明るい恋愛を描いた作品から始まったこのジャンルは、90年代後半には「ボーイズラブ・BL」という呼び名で広く認知されるようになりました。
私は1990年代から「ボーイズラブ」のジャンルを知り、ゆっくりペースで読んでいますが、古ーい記憶をたどると
いとこのおばちゃんがBLものを読んでいた記憶があります。そのころはBL雑誌もそんなになかったのですが「男同士の恋愛マンガ」に触れたのはそれが最初になります。その前から「ポーの一族」などで少年愛に注目は合ったのだと思いますが・・・。
1990年代の私が読んでいたBL雑誌は「B-boy」でした。今もありますね。
BL世界の基本は「攻め」と「受け」
「攻め」と「受け」とは?
BL世界の中では、必ず「攻め」「受け」があります。まず「攻め」とは、性行為の時に相手を攻める側、または挿入する側を指します。反対に「受け」は、挿入される側になります。
ちなみに攻めは「タチ」、受けは「ネコ」ともいいます。バリタチだったら攻める側しかしない、バリネコは総受けですが、最近のBL世界ではそんなバリタチな彼も、ネコになってしまう作品が多いです。
ちなみに「ネコ」とは工事現場で使われる、一輪車によく似た道具の事を指すようで、腰で押して進む様子から受けの男の子のことを「ネコ」と呼ぶようになったという説があります。(私も調べるまで知らなかった・・・)
とまあ、どの作品でもしっかりとその役割はあるのですが、最近は見た目を裏切るキャラが多いです。
例えば、めちゃ可愛くて女の子と間違われるような容姿の華奢な感じの子が「攻め」だったり、いかつい男性が「受け」だったりと、固定観念を崩すカップリングが多いです。(これも多様性か?)
カップリングとは?
ある作品において「この二人がカップルになるんだろうな」という二人の組み合わせです。
「スパダリ」×「あざと系男子」
「俺様マッチョ」×「線の細いイケメン」
「ホスト」×「さえない客」
「マンガの編集者」×「マンガ家」などなど、色んな組み合わせがありますが、全部「攻め」×「受け」の構造です。
(このカップリングが個人的に逆の方が好きだな、ということもありますし、「リバ」といって、しっかり「攻め」と「受け」の立場が決まっていない場合もあります)
まとめ
BL作品とは男同士の恋愛もの、性愛物の作品の総称。BLとはボーイズラブの略式。攻めと受け。最低これだけおさえればBLの世界は大丈夫です。
いろんなボーイズラブの世界に浸りこんでくださいっ!
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